やけどの重症度の評価方法
やけどの深さと面積が重症度に深く影響を与えます。
やけどの重症度に深く影響を与えるのは、やけどの深さと面積ですが、 他にも、年齢、気道熱傷や一酸化炭素中毒の有無、心疾患、糖尿病、 腎障害、肝疾患などの基礎疾患の有無などがあります。
下の表は、やけどの重症度の目安です。
重症度 | Ⅱ度の場合 | Ⅲ度の場合 |
---|---|---|
軽度熱傷 | 10%以下 | 20%以下 |
中程度熱傷 | 10%~30% | 2%~10% |
重症熱傷 | 30%以上 | 10%以上 |
※これ以下でも、顔面、手足、外陰部、気道の熱傷があるとき、 軟部組織の損傷や骨折などの合併症があるときは重症熱傷とする。 小児や高齢者の場合は、受傷面積が少なくても重症と考える。