セントラルキッズスイミング黄色帽子編。バタ足ができない、クロールができないお子様へ。バタ足、息つぎなしクロールの練習の仕方。泳ぎ方、水泳の練習の仕方。
セントラル進級対策 黄色帽子編 バタ足・息なしクロール スイチャレ

セントラルキッズスイミングスクールの黄色帽子では、バタ足、息つぎなしクロール などの練習をします。
※スイチャレ・25段階の進級項目・帽子の色の決め方については、 スイチャレ レベル別 帽子の色分けのページをご覧ください。
18級 | 板キック6m:ビート板を使ってバタ足 |
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17級 | 板なしキック6m:ビート板なし、片膝飛び込みからのバタ足 |
16級 | 息なしクロール8m:片膝飛び込みからのクロール |
黄色帽子は、セントラルスイムクラブの中では、下から2番目のクラスになります。
板キック6m 板なしキック6m 試験を合格するための練習ポイント
◆頭を水の中にしっかり入れること
赤帽子のけのびの時と同様です。 頭が水の中にしっかり入っていることがとても重要です。 頭を両腕の間に入れて、両腕が耳の後ろになるぐらい頭を水中に入れます。
赤帽子のけのびの際に、散々注意されて合格したはずなのに、 バタ足が始まると、頭のことを忘れてしまうのか、 ほとんどのお子様の後頭部が水上に出てしまっています。
ここまで頭を入れなければいけないのだという形を、 お家でしっかり教えてあげましょう。
上でご紹介している動画の女性は、頭が出てしまっている方だと思います。 練習中にこれぐらい頭が水上に出てしまっていると、 「もう少し頭を入れて」という意味で、コーチに頭をポンポンと押される可能性があります。
頭は、下の動画ぐらい水の中に入れてください。
◆腕をしっかり伸ばすこと
板キックの際は、ビート板の上に手を置いて、 腕は伸ばすこと、ビート板の横からつかむようにして持つのではなく、 ビート板の上に手のひらを置きます。
板なしキックの際は、腕を伸ばす際に、 力が入り過ぎると、手が反り返って指先が水面に出てしまうので注意しましょう。 手は反り返らないこと、指先は水中です。
◆バタ足は、膝を伸ばすつもりでバタバタすること
実際には、膝をほんの少し曲げてバタバタするのですが、 ほんの少し曲げる程度で良いところを、曲げ過ぎてしまいがちなので、 「膝を伸ばしてバタバタしなさい」と伝えるぐらいでちょうど良いようです。
もしくは、「膝を伸ばすつもりでバタバタしなさい」と伝えてみましょう。
膝を大きく曲げて泳いでしまうと、腰が沈んでしまう悪い例が下の動画で紹介されています。
◆「ゴールまで」大きく足をバタバタすること
板なしキック6mでは、息つぎをしてはいけないのですが、 バタバタが小さいと、なかなか前に進まないので、 ゴールに辿り着く前に、苦しくなって顔を上げてしまいます。 膝を伸ばすつもりで、大きくバタバタしましょう。
また、「ゴールまで大きくバタバタ」というのもポイントで、 仮に息つぎをせずにゴールに辿り着けていたとしても、 最後まで大きなバタ足ができていなければ合格させてもらえません。
バタ足はとても疲れるので、とにかく練習を重ね、 たくさん泳ぐことで、「ゴールまで」大きくバタ足を続けられるぐらいの 体力をつける必要があります。
◆左足、右足の両方のキックの大きさが同じになること
利き足の方が強くなりがちなので、 利き足に合わせて、反対の足も強く蹴れるように練習を重ねます。
両足のキックの大きさが同じでないと合格させてもらえません。
◆体を真っ直ぐにフラフラさせないこと
頭をグラグラさせると、体もグラグラしてバランスが悪くなってしまうので、 まずは、頭をグラグラさせないようにします そして、体もフラフラしないように伝えましょう。
素人の私は、指が離れていると水をかくことができないと思い、 指はくっつけるんじゃないの?と子どもに聞いたのですが、 コーチから、指をぎゅっとくっつけないように言われたそうです。
確かにクロールの動画を確認してみても、 指と指の間は少し離れていました。
息なしクロール8m 試験を合格するための練習ポイント
◆リズムよく前で手を交代すること
早く前に進みたいせいなのか、バタ足のようにバタバタと慌てて手を回しているお子様が時々見られますが、 それではダメなようです。
「い~ち(右腕)」「に~(左腕)」「い~ち(右腕)」「に~(左腕)」の動作とタイミングを、 まずは水上で何度も練習して、体に叩き込みましょう。
右腕を先に回すことを前提に説明していますが、 「い~ち」で右腕で腿(もも)まで水をかいて水上まで回し上げ、「に~」で右腕を水につっこみながら、 左腕で水をかき始めます。
◆「ゴールまで」腕を大きく回し続けること
腕はピンと伸ばして、手は腿(もも)に向かって水をかきます。 親指を腿(もも)につけるように指導されました。
実際に、私もやってみたのですが、腕を伸ばして水をかくようにすると、 腕が水上に出た後も、腕を大きく回しやすいように感じました。 逆に、腕が水中にある時に肘が曲がっていると、 腕が水上に出た後、大きく回せませんでした。
バタ足と同様、「ゴールまで」腕を大きく回し続けないと合格させてもらえません。 お子様には、最後まで腕を大きく回すように伝えてください。
特に、利き腕と反対の腕の回し方が小さくなりがちです。
「い~ち(右腕)」「に~(左腕)」「い~ち(右腕)」「に~(左腕)」の動作とタイミングを水上で練習する際に、 腕を大きく回すようにも伝えてください。
◆体を真っ直ぐにフラフラさせないこと
手を大きく回すことに意識が行き過ぎると、体がフラフラしてしまいます。 頭をグラグラさせないこと、体をフラフラさせないことも意識させてください。
セントラル 黄色帽子の期間はどれくらい?
個人差がありますので、目安・参考程度にお読みください。

小学校1年生から始めました。週2回レッスンを受け、5か月で黄色帽子に合格しました。週1回レッスンを受けていたお友達は、6か月で黄色帽子に合格していました。
その他の帽子の期間はこちらでまとめています。
\「なかなか級が上がらない」「なかなか進級試験に合格できない」方へのヒント/
セントラルスイミングレッスンの曜日・時間の選び方
親子スイミングを利用しよう
セントラルスイムクラブには、「親子スイミング」と言って、 親子で入れるコースがありますので(無料)、是非、個人練習に利用してみましょう。
保護者の方が前もって、上級の子たちの腕の回し方を確認しておくのも良いと思います。 やはり、水の中で、直接マンツーマンで指導してあげると、上達が早いようです。